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●値上げの季節は終わっていなかった!  2007.11.23

 リコールで始まり、値上げで終わりそうな2007年ですが、実はまだ値上げが控えています。
 現在までに値上げしていないメーカーとしては、イノーバ、カリフォルニア・ナチュラル、タミ、ワイソング、アイムス、テクニカル等があります。
 この内、ワイソングは近々値上げになると思います。
 アイムスは量販店に販路を広げて、却って値上げしにくくなっているのかも知れません。
 イノーバ、カリフォルニア・ナチュラル、タミの輸入元のYKエンタープライズは、値上げしないと言っています。その代わり、「大量に仕入れてくれても、納品価格を安くはしない」という方針で臨むとのこと。
 で、問題なのが、既に値上げした筈のサイエンス・ダイエットが来年早々また値上げするということです。私がこの業界に関わって以来30数年の付き合いのフードですから、愛着がありますが、余り頻繁に値上げされますと嬉しくありません。
 とは言っても、私に何か出来ることがあるわけではなし、仕入れ価格が上がったら、自動的に売価を上げざるを得ません。12月にセールを致しますので、お客様にはある程度買い溜めをお勧めするしかありません。

 いずれにしましても、この値上げの元凶は中国とオイル・ファンドを初めとする投機マネーです。投資ファンドは『はげたか』ですから、金が増えそうなところならどこにでも出て来ます。その内サッと手を引いて、バブルがはじけて、後にはぺんぺん草しか生えないということになるのだと思います。原油価格もいつかは投機の対象から外れると思いますが・・・。
 それよりも、中国が世界中の資源を漁っています。身近なところではペット・ボトルや古新聞。日本国内で再生されるよりも中国に輸出される量の方が多いのです。つまり、運送コストを考えても中国に輸出する方が儲かるということです。勿論、アフリカで原油も漁っています。資源の『はげたか』みたいなものです。(一般の中国人の方、ごめんなさい。中国の場合は一党独裁ですから、国策ではげたかになっている訳です。)
 中国が今のままで経済発展目指して突き進んでいる間は、日本にもその影響は及んで来るでしょうし、色々な製品の値上げ圧力もなくならないでしょう。『一人っ子政策』の成果(?)が現れて、日本と同じ高齢化社会の圧力が中国全体にのしかかるようになるまでは、変わらないのではないでしょうか。

 世界的に見れば、他にバイオ燃料の問題もありますね。日本のような食糧自給率の低い国は食品価格については、高止まりというのが当たり前になるのだと思います。政府の怠慢と勉強しなくても済む様に仕向けられて来た農民の不勉強のせいでしょうね。
 勤勉第一で、まじめに働いてさえいれば、努力は報われるというのが、日本の美点だったのですが、それも国に(官僚と政治家に)裏切られた訳です。国民が気づくのが遅過ぎたと言うか、まだ気がついていないのが大きな問題ですが。

 と、ウダウダ言っているうちに猫のご飯の時間になりました。
 取り敢えずは、足元の小さな幸せの為に、働き続けるしかないようです。